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看護現場の豆知識
- 2021.1.06
- 「報告・連絡・相談」を正しく行うためには?⑥
毎月、セコム訪問看護ステーションで取り組んでいる「ISBARC」のトレーニングを少しご紹介します!
※ISBARCとは?
正しく「報告・連絡・相談」を行うためのコミュニケーションツール
「I:報告者」「S:状況」「B:背景」「A:判断」「R:提案」「C:指示の再確認」を意識して伝えます。
■今月のトレーニング
・Aさんのお宅に車で訪問をし、駐車しようとした際、ガレージのそばにある電柱にぶつけてしまった
・電柱に異常はなく、怪我人もいない
・Aさんの訪問終了後は休憩時間のため、事業所に戻る予定
皆さんはどのように報告しますか?
セコム訪問看護ステーションでは、「I:報告者」「S:状況」「B:背景」「A:判断」「R:提案」「C:指示の再確認」を意識して、各ステーションで報告方法についてカンファレンスを行いました。
●カンファレンスを実施してみて、このような声が聞かれました
・交通事故の連絡、相談はその場で冷静な判断を行うことが重要だと感じた
・自己判断はせずに、確認してもらうことが必要だと感じた
■今回のトレーニングのポイントについて
今回は車の事故(対物)報告となります。ポイントはまず車の事故が起こったことを伝え、自分と相手(物)に何があったかを伝えることが重要です。次に自分の訪問予定に影響が出るか(予測)を伝えましょう。
事故時には慌ててしまいますので、自分では考えられないかもしれません。まず事実を伝えることで、報告相手(管理者)は判断できるので、できるだけ正確に起こった状況をISBARCで伝えましょう。
交通事故の場合は警察に届けることが必要です。今回は車でしたが、自転車でも事故は起こります。交通事故は起こったその場所から報告しましょう。そうすることで、慌てていても正しい判断が得られます。