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看護現場の豆知識
- 2020.12.07
- 「報告・連絡・相談」を正しく行うためには?⑤
毎月、セコム訪問看護ステーションで取り組んでいる「ISBARC」のトレーニングを少しご紹介します!
※ISBARCとは?
正しく「報告・連絡・相談」を行うためのコミュニケーションツール
「I:報告者」「S:状況」「B:背景」「A:判断」「R:提案」「C:指示の再確認」を意識して伝えます。
■今月のトレーニング
・Aさんの状況:
要介護2
足底部にⅢ度の褥瘡ができていて、連日処置のため医師から特別指示書が発行された
・最近ADLが低下してきており、要介護2ではないのではないか?
・サービスの見直しとマットレスの変更が必要ではないか?
・訪問看護の回数も見直しを行いたい
・上記をケアマネジャーに相談をしたい
皆さんはどのように報告しますか?
セコム訪問看護ステーションでは、「I:報告者」「S:状況」「B:背景」「A:判断」「R:提案」「C:指示の再確認」を意識して、各ステーションで報告方法についてカンファレンスを行いました。
●カンファレンスを実施してみて、このような声が聞かれました
・簡潔に伝えることで意見交換がスムーズにできる
・何が必要なのかをはっきりと伝える大切さを感じた
・現状を正しく理解してもらうため、ケアマネジャーにとって身近な言葉を使用するよう意識した
●今回のトレーニングのポイントについて
今回は介護職であるケアマネジャーへの報告と相談のトレーニングでした。報告する時はケアマネジャーにもわかりやすい言葉で報告することが必要です。
また、介護保険においてはマネジメントの中心はケアマネジャーですので、その領域は侵さず、しかし医療職として必要な情報は伝えて、プラン変更に繋げてもらう必要があります。
ご利用者に何が起こっているのか、それを改善するために何が必要かをわかりやすく報告して、相談するようにしましょう。