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訪問看護の現場から

看護現場の豆知識

2020.10.06
「報告・連絡・相談」を正しく行うためには?③

毎月、セコム訪問看護ステーションで取り組んでいる「ISBARC」のトレーニングを少しご紹介します!

※ISBARCとは?
正しく「報告・連絡・相談」を行うためのコミュニケーションツール
「I:報告者」「S:状況」「B:背景」「A:判断」「R:提案」「C:指示の再確認」を意識して伝えます。

■今月のトレーニング

●トレーニング事例
・いつものように同じ時刻の電車に乗ったのに、電車が止まってしまった
・あと2駅だが、人身事故で止まっているようで、いつ運転再開するかわからない
・9時に事務所には到着できそうにない
・今日は9時15分から訪問がある

皆さんはどのように報告しますか?
セコム訪問看護ステーションでは、「I:報告者」「S:状況」「B:背景」「A:判断」「R:提案」「C:指示の再確認」を意識して、各ステーションで報告方法についてカンファレンスを行いました。

●カンファレンスを実施してみて、このような声が聞かれました
 ・簡潔に報告する、自分の考えや提案をはっきり伝えることが大切
 ・聞き手も相手が報告しやすいような聞き方を実践する必要がある

●今回のトレーニングのポイントについて

今回のトレーニングでは、よくある報告の場面です。何を一番意識しているでしょうか?
報告する人は車内にいるため、長話はできません。また、所長は1日のスタート前にスケジュール変更をしなければなりませんので、(ご利用者にもスタッフにも影響します)迅速かつ簡潔明瞭に報告する必要があります。
まず1番に伝えるべきは、「S:自分が遅刻する」ということです。その後「B:人身事故で電車が止まっている」と伝えれば、聞き手は報告者の状況と動きがイメージできます。そして「R:スケジュール調整を依頼する」、これで1分で報告が完了します。所長も迅速な対応が可能になります。詳しい事情は、出勤後で良いですね。