
TALK02
仕事も家庭も大切に。
セコム訪問看護ステーションだからこそ
実現できる働き方
セコム訪問看護ステーションには、
自身のライフスタイルを大切にしながら
働いているスタッフが多数在籍しています。
社員4人の座談会を通して、
子育てとのバランスを取りながら看護師としても
スキルアップする方法を探ってみましょう。
参加メンバー
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M.H.
訪問看護ステーション
看護部 課長神経内科と脳外科に携わった病棟での経験から、病気を抱えながら退院していく方のその後の生活に関わりたいと考え転職した。
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K.K.
訪問看護師
(常勤/中途入社)急性期病棟で12年勤務。家族との時間を確保するため夜勤のない職場を希望し、以前から興味を抱いていた訪問看護師に転職した。
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S.A.
訪問看護師
(常勤/中途入社)心臓と脳の専門病院で14年間勤務。子育てとの両立の難しさを感じるようになり、子どもの小学校入学を機に働き方を変えようと転職を決意した。
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E.N.
訪問看護師
(常勤/中途入社)病院で4年半勤務後、留学や結婚、出産を経て訪問看護師に転職。個人経営の訪問ステーションで3年勤務後、転職をした。
- 転職を決めたきっかけについて教えてください。
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S.A. 公務員看護師として働いていたのですが、いつしか仕事中心の生活になっていたことに気がつきました。
ライフスタイルを変えたいと思い、転職活動を進める中でセコム訪問看護ステーションのホームページを見て、この会社で働きたいと思い入社を決めました。E.N. 私は留学先で結婚し、帰国してから出産を経験しました。そのタイミングで、個人経営の訪問看護ステーションから声をかけられたことが、訪問看護師になったきっかけです。そこでは3年ほど勤務したのですが、待遇面、看護のビジョンといった面でモヤモヤを感じることが増え、セコム訪問看護ステーションへの転職を決意しました。


- 入社後、ライフスタイルやワークスタイルに変化はありましたか?
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S.A. そうですね。大きかったのは入社8カ月目に妊娠をしたこと。陣痛が予定日よりかなり早くきて、申し送りもできないまま入院することになりましたが、同じステーションの先輩方がサポートしてくれたおかげで安心して育休に入れました。今は子育てと両立するため、育児のための就業時間免除制度を利用しています。
K.K. 私も、セコム訪問看護ステーションに入社してからライフスタイルが大きく変わって、子どもと過ごす時間が増えました。病院に勤務していた頃は点滴や検査の時間が決まっていましたが、訪問看護はスケジュールを自分で組み立てられるので、ご利用者一人ひとりの状態を見ながら、適切な看護をじっくり考えられるようにもなりましたね。
E.N. ケアはしっかり行いつつ、ご利用者とのコミュニケーションも大切にする訪問看護のあり方は、セコム訪問看護ステーションらしさと言えるかもしれませんね。
K.K. 誰しも、入社したての頃は、訪問時間内にすべきことをこなすだけで精一杯です。それでも次第に余裕が出てきて、ご利用者の状態を見ながら自分でスケジュールを組み立てられるようになってきます。当社としても、そのように段階的に成長していただくことを期待していますよ。

- 仕事と家庭のバランスを取るために、ご自身で取り組んでいることはありますか?
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E.N. ICTツールを活用して、なるべくご利用者宅への訪問中にカルテへの記入を終わらせるよう努めています。
その場で記録をすることで、ご利用者の状態を俯瞰しやすくなり、必要な支援を提供しやすくなりますから。記録のために残業することがなくなったので、家族と一緒に過ごす時間も増えましたね。S.A. 先日、子どもが体調を崩して1週間ほど入院したんです。そんな中で出社した時に、スタッフたちから「仕事のスケジュールは調整できるけど、子どもにとって母親は一人しかいないんだから頑張りすぎないでね」と声をかけてもらって。みんなの心遣いがありがたかったですし、私自身も、いずれは他のスタッフをサポートできるようになりたいと思いました。
K.K. お互いに支え合える環境があると、ちょっとしたことも相談しやすいですし、心理的な安心にもつながりますよね。私は、家族で家事を分担しています。子どもにも協力してもらい、帰宅が遅くなりそうな時はご飯を炊いてもらっています。
M.H. 私が入社した当時は、まだ制度が不十分で、出産を機に退職するスタッフもいました。2008年頃から、産休・育休を取得するメンバーと、復帰するメンバーがうまく循環するようになり、仕事と家庭のバランスを取りやすい環境が整っていったと思います。


- 今後、どのような働き方を望んでいますか?
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S.A. 現在は時短勤務ですが、子どもがもう少し成長したら、18時までの勤務に戻していきたいと思っています。
また、日々の訪問の中で「皮膚トラブルを抱えるご利用者が多い」と感じる機会が増えてきているので、今後は研修や勉強会で学びを深め、より良いケアを提供していきたいです。K.K. 訪問看護の課題として、医師との距離の遠さがあると感じています。フローを改善して、相談や情報共有をスムーズにできれば、もっと質の高い看護を提供できそうな気がします。そのために、自分にできることから取り組んでいきたいですね。
E.N. 私は看護研究に取り組んでいて、来年度の学会発表に向けて準備をしているところです。今後もチャンスがあれば、資格を取得したり、大学院に通ったりするなど、看護の知識を深めることにチャレンジしていきたいと思っています。
M.H. 訪問看護の道を歩み始めたら、どれだけ経験を積んでもキャリアの岐路に立つ機会は必ず訪れます。管理者を目指すか、スペシャリストを目指すかなど、選択肢はさまざまな仕事ですから、日々の業務を通して、自分にとって最適な道を見つけていってもらえたらうれしいです。

私は病院勤務が長くなる中で、係や委員会などの役割も増えていき、家族から「働きすぎじゃない?」と言われたことが転職を考えたきっかけです。夜勤のない職場を探していた時に、学生時代の訪問看護実習を思い出し、この機会に挑戦してみようと思いました。