セラピスト室 室長 岩松 毅

「ご利用者のために」を軸とした
リハビリテーションを

昨今、医療現場では退院の時機が早まっており、訪問リハビリテーションのニーズは年々高まってきています。そうした時勢を受け、当社が持つ30年以上の訪問看護の歴史やノウハウを活かせば新しい価値を提供できると考え、2018年にセラピスト室を立ち上げました。今後ますます多様化するニーズに応えるため、セラピストと看護師が協働しながら「セコムのリハビリテーション」を創りあげています。病院では身体的機能を回復させることが主な目的になりますが、訪問の現場では、いかに「その人らしく生きていけるか」という観点がとても重要です。そのため、ご利用者の希望をしっかりと聴き、「すべてはご利用者のために」という想いを軸として、プランを立てることを大切にしています。

視点は別でも目線は同じ。
協働で価値を生む

セラピストと看護師、職種が違えば考え方も価値観も違いますから、はじめはそこに戸惑うことがあるかもしれません。例えば、「評価」という言葉一つとっても、意味合いが少し違ってきたりします。そうしたすれ違いはこれまでに幾度もありましたが、私たちはその度にコミュニケーションを取り、お互いに納得できる方法で擦り合わせを行ってきました。また、「散歩や買い物に行きたい」「一人でトイレに行けるようになりたい」といった目標の方も大勢いらっしゃいますが、「楽なポジショニングを教えてほしい」「マッサージをしてほしい」などといったご要望もたくさんあります。ご利用者にとっての最適は何なのか。セラピストと看護師、その両者が専門性を活かしながら一緒に考えられることこそが、当社の大きな強みとなります。

あなたのやりたいことが、
未来につながっていく

これから先、日本は高齢化がさらに進んでいきます。訪問リハビリテーションを必要とする方は増えていきますが、理学療法士、作業療法士、看護師、それぞれの力を合わせることで、ご利用者の人生をよりよいものにしていけると信じています。さまざまな考え方を交え、それぞれの意見を尊重する。中には、病院では携わることのない、エンゼルケアにまで関わる場合もあるでしょう。答えがない時は皆で検討を重ねながら考えていけますし、当社の長年蓄積されたノウハウを活かしたリスクマネジメントや育成制度も充分に整備していきます。まずは、あなたがやりたいリハビリテーションをぜひ私たちに教えてください。そして、セコムの訪問リハビリテーションを引っ張っていってくれたら嬉しく思います。

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