私たちの仕事

WORK FLOW

私たちは、多様な病状と療養環境で
過ごすご利用者と
ご家族のその人らしい
生活を支えるためにチームで協力しています。
また、看護方針を受け持ち看護師だけでなく
ステーション全体で共有し、
より多角的な視点で状況を把握することで、
ご利用者一人ひとりのニーズに合わせた
きめ細やかな訪問看護を実践しています。

  • 出社/スケジュール確認

    個人の仕事

    出社後に、その日に訪問予定のご利用者の前回までの情報や
    一日のスケジュールについて確認します。

    出社/スケジュール確認

    POINT

    訪問予定のご利用者の記録を振り返りながら、
    病状、薬の種類、
    ケアの方法などに
    大きな変化がないかを確認します。
    カルテには、体調だけでなくご自宅の入り方や
    生活のルール、
    ご家族の情報、
    その方に合わせたケア方法についての情報も
    保存されています。

  • 朝礼/情報共有

    チームの仕事

    朝礼ではその日の訪問内容を共有し、安全に訪問できるように打ち合わせるだけでなく、
    チーム内で多角的な視点で看護の方法を話し合う時間にしています。

    朝礼/情報共有

    POINT

    昨夜の緊急コールの内容や当日の
    スケジュールの確認をしたうえで、
    各スタッフが
    「今日、自分はどんな訪問をするのか」を
    宣言する時間にしています。
    単なる報告ではなく、
    みんなで意見やアドバイスを出し合いながら、
    チーム全体でご利用者に寄り添う
    看護を実践しています。

  • ご利用者の自宅へ訪問

    個人の仕事

    ご利用者の自宅へ訪問し、病状の観察、療養上のケア、医療処置、医療機器・器具の管理、
    傾聴して精神・心理的ケアなどを行います。その様子や状況をふまえて、
    基本的には記録もその場で完了させます。

    ご利用者の自宅へ訪問

    POINT

    訪問時にはご利用者の病状だけでなく、
    ご家族の様子や生活の雰囲気なども
    欠かさずチェックします。
    なかには気を遣って
    ご自身の体調不良や不安なことを
    言い出せない
    ご利用者もいるため、目の前にある情報だけでなく
    きめ細やかな視点で小さな変化を
    察知することが大切です。

気持ちよく迎え入れて
いただくために

私たち訪問看護師は、ご利用者やご家族が普段過ごされる「プライベートの空間」に入らせていただく立場です。そのため、相手に失礼のないよう、訪問時は常に身だしなみを整え、マナーにも気を配っています。

制服について

設立当初は礼節のあるジャケット・スカートの制服を着用していましたが、動きやすく、生活に溶け込みやすい服装を目指し、ポロシャツ・チノパンのカジュアルスタイルへと変更しました。しかし、機能性は上がったものの着崩れたように見えてしまうことから、2005年より現行のジャケット・シャツ・チノパンの機能的で清潔感のある制服になりました。節度ある服装を保つために、シャツのボタンはしっかりと留める、靴はスニーカーではなくフォーマルシューズを履く、外部の担当者と対面する際にはジャケットを着用するなどいくつかのルールを設けています。

エプロンについて

以前は布素材のエプロンを着用していましたが、現在は感染予防の観点からオリジナルのディスポーザブル(使い捨て)タイプを採用しています。ご利用者のなかには、免疫力が低く、感染による重症化リスクをお持ちの方も少なくありません。ウイルスや細菌を持ち運ばないよう、エプロンはその都度ご利用者のご自宅で適切に処分させていただき、衛生管理に細心の注意を払っています。

気持ちよく迎え入れていただくために
  • 帰社/昼休憩

    訪問先からステーションに戻ってくると、昼休憩になります。
    他のスタッフも同じタイミングで帰社するため、一緒に昼食を取ることが多いです。
    雑談を交えながら、午前中に起きた出来事などについてスタッフ同士で相談・意見交換ができるため、
    気持ちをリセットした状態で午後の訪問に臨むことができます。

  • ご利用者の自宅へ訪問

    個人の仕事

    事前に予測されることに対しては、事前対応を徹底しています。ご利用者・ご家族へ
    予測される変化や、その対応方法を説明し、
    必要に応じ医療機関やケアマネジャーと連携を図ります。

    ご利用者の自宅へ訪問

    POINT

    訪問看護は病院とは異なり、
    24時間体制でケアを
    することができません。
    そのため、訪問した当日だけでなく
    次の訪問日までご利用者とご家族が
    安心して
    おだやかに過ごせるよう、
    体調や病状の経過などをふまえて
    先を見据えた看護を行っています。

  • 医療機関、ケアマネジャーとの調整

    チームの仕事

    ご利用者に変化があった場合、かかりつけの医療機関やケアマネジャー、
    所長に相談のうえ最適な対応を行います。

    医療機関、ケアマネジャーとの調整

    POINT

    訪問先でご利用者の体調に変化が起きた際、
    自分での判断が難しい場合はその場で所長や
    医療機関に
    報告・相談のうえ、指示を仰ぎます。
    その後、スタッフから聞いた緊急度合いや
    優先度の情報に応じて、
    所長が
    適宜スケジュールの調整を行います。

  • 待機当番、チームへの
    情報共有

    チームの仕事

    体調の変化が見られたり、新しい薬や処置が始まったご利用者の情報を、
    待機当番のスタッフやチームに共有します。

    待機当番、チームへの情報共有

    POINT

    訪問当日に体調に変化があったり新たな処置を
    始めた方、
    ご家族の調子が悪かった方など、
    24時間以内に変化が起きる可能性
    のある
    ご利用者の情報をチーム内で共有します。
    万が一体調に変化が
    起きた場合も、
    待機当番のスタッフは落ち着いて対処できますし、
    結果としてご利用者の安心にもつながります。

  • 訪問記録のまとめ/相談

    個人の仕事

    訪問先でまとめきれなかった事柄や追加で残しておくべき情報を、
    訪問記録としてカルテに記入します。

    訪問記録のまとめ/相談

    POINT

    基本的に、訪問記録は訪問先にて記入していますが、
    書ききれなかった情報は帰社後に記入します。
    また、ご利用者の体調やスケジュールで
    疑問に思うことが
    あった場合、
    その日のうちに所長や他スタッフに相談のうえ、
    解決するようにしています。

  • 翌日の準備をして帰宅