M.A.さん

INTERVIEW

新人育成制度が
充実しているから、
新卒でも安心して働ける

M.A. | 訪問看護師 | 常勤/新卒入社

PROFILE

中学生の時に、職業体験で助産師の話を聞いたことから医療業界に興味を持った。
大学の実習を経て「住み慣れた場所で暮らしたい」というご利用者の思いに寄り添う訪問看護師になりたいと感じ、
新卒採用をしているセコム訪問看護ステーションに入社した。

新卒で訪問看護師を目指す決意ができたのは、なぜでしょうか?

100人以上いた大学の同期のうち、新卒で訪問看護師を目指したのは私1人でした。それでも訪問看護の道に進もうと決意できたのは、当社の育成プログラムが充実しており、安心して訪問看護師を目指せる環境が整っていると感じたからです。

入社後3年間は、「Step By Stepプログラム」という育成プログラムを通して段階的な成長を目指します。入社時研修では、看護技術の基本だけでなく、ご自宅を訪問する際のマナーについても学びました。
入社4カ月後には、2カ月間の病院研修がスタート。この研修では、さまざまな科を回りながら、点滴やカテーテル交換などの医療処置技術を習得しました。病院での就業経験がないままご利用者と接することにやや不安がありましたが、病院研修を経たことで、少し自信がつきました。

画像セット1
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訪問看護師として心がけていることを教えてください。

訪問看護では、ご利用者やご家族の意向を尊重しながら対応を進めていくことが大切です。体調を確認するためにケアが必要でも、ご利用者が嫌がる場合は無理に行わず、一歩引くことを心がけています。

また、訪問看護師にとっては、疾患だけでなく、家の中にあるすべてのものが情報になります。例えば、お弁当の容器があれば昼食を召し上がったことがわかりますし、部屋が汚れていれば最近体調が優れないのかもしれないと推察できます。

先輩について同行訪問をする中で、ご利用者との接し方や情報の読み取り方を学び、1年目の後半からは単独訪問を任される機会も多くなりました。先輩から「訪問中に迷うことがあれば、すぐに電話をして相談するのも1年目の仕事だよ」と言っていただいたことで、フォローを求めやすくなり、緊張もほどけた気がします。

画像セット2
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さまざまな研修や現場経験を経て、
1年目と比べて自身の成長を感じる点はどんなところですか?

ご利用者一人ひとりの性格や人柄を理解し、適切なコミュニケーションが取れるようになったことです。2年目に、特別養護老人ホームや地域の訪問診療クリニックで研修を行ったことから、多職種連携の重要性も理解できるようになりました。

また、在宅看護向けのアセスメントツールである「オマハシステム」も有効活用できるようになってきたと思います。このシステムには、ご利用者の状態を把握するためのさまざまなチェック項目が並んでいるほか、訪問中に気づいたことを記入する欄も用意されています。最初の頃は1、2行しか記入できませんでしたが、最近では情報が欄に収まらなくて困るほどです。

訪問看護の仕事は、学生時代に想像していた以上にやりがいがあり、充実した毎日を送れています。これからも、現場での経験やさまざまな研修を通してスキルアップし、ご利用者により安全で安楽なケアを提供していきたいです。

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