私たちが目指す訪問看護

OUR VISION

「住み慣れた家で、自分らしい生き方を大切にしたい」。
そんな方の気持ちに新しい選択肢を提供すべく、1991年から、
セコムは訪問看護サービスを展開してきました。

この先、ますます超高齢化社会が進む日本のニーズに合わせ、
さまざまな変革を行い、未来へ前進を続けていきます。

しかしながら、ただ時代に流されるわけにはいきません。
訪問看護のパイオニアとして現場に寄り添い続けてきた経験と
ノウハウで、
本当に必要なことを自分たちで見極め、
ご利用者に必要とされ続けるステーションを目指していきます。

私たちだからこそできる訪問看護を

MESSAGE

訪問看護ステーション看護部 部長佐藤 十美

セコム訪問看護ステーションは介護保険制度が創設されるよりも早く、
1991年から訪問看護事業をスタートしました。
歴史に裏打ちされた豊富なノウハウと確立された教育体制によって、
質の高い看護を提供し続けてきたことが、ご利用者やそのご家族、
連携する各機関からの信頼につながっています。

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少子高齢化により、介護・医療現場の労働力不足が深刻さを増す昨今、
私たちはさまざまな新しい取り組みにも尽力しています。
その一つが、ICT技術や医療AIの導入を進めていくこと。
2014年に訪問看護師全員にタブレット端末を配布し、
情報共有や医師との連携に活用してきました。
2020年からは、看護の可視化やアセスメント技術向上のために、
オマハシステム導入に向けての研修や準備を開始し、
2024年に本格導入しました。業務効率化を図ることで、
現場の看護師が本質的なケアに集中できる環境を実現し、
より良いサービスを届けることを目指しています。

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訪問看護師は、10年、20年にわたって同じご利用者と関わることも
珍しくありません。私自身、初めて一人で訪問し、長い期間寄り添った
ご利用者との日々を今でも思い出すことがあります。
ご利用者一人ひとりの人生のストーリーに間近で寄り添い、自身の看護技術を
もってそれを支援できることは、この仕事の最大の魅力と言えるでしょう。

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その一方で、訪問看護師には、正解のない悩みに直面し、
ゆらぐ時期も必ず訪れます。私たちは、そのような時期をチャンスと捉え、
さまざまな研修プログラムを通して、看護師としての成長をサポートしています。
同じようなゆらぎを抱える仲間と一緒に看護の実践を語り合い、気づきを得て、
成長した姿で現場に戻って行く看護師の姿を見るたびに、胸が熱くなります。

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現在30以上あるステーションでは、新卒からキャリア数十年のベテランまで、多様な経験を持つ看護師が活躍しています。
一人で抱え込むのではなく、互いに支え合いながら力を発揮できる環境が整っていることは、
セコム訪問看護ステーションの特長です。未経験であっても、
「こんな看護がしたい」という訪問看護への思いをお持ちの方は、ぜひチャレンジしてください。

セコム訪問看護ステーションの想い

私たちの看護が
その人らしく生きるための
力強い声援になる。

ご自宅に伺い、傷の処置や
点滴などの医療サービスを提供する。
それだけが、私たちの仕事ではありません。
ご利用者が抱える辛さも、ご家族の希望もすべて受け⽌め、
心地よく過ごせる方法をいっしょに見つけること。
1991年の事業開始から変わることなく、
セコム訪問看護ステーションが大切にしている想いです。
私たちが心を込めて看護をする日々は、
一人ひとりがその人らしく生きるための、力強い声援になる。
そう信じて、今日も訪問先へと向かいます。